お風呂の「汚れの正体」とは?
1. バイオフィルム(生物膜・ぬめり)
・正体: 細菌が身を守るために作る「バリア」のような膜です。
・特徴: 非常に粘着性が高く、通常の洗剤や水の流れだけでは落ちません。
これがレジオネラ属菌の温床となります。
2. 湯ドロ・湯垢(人間の分泌物)
・正体: 入浴者の体から出る**皮脂、汗、角質(垢)**です。
・特徴: これらは細菌にとって最高の「エサ」になります。多人数が入浴する施設では、
一般家庭の数十倍のスピードで蓄積します。
3. 石鹸カス・入浴剤成分
・正体: 石鹸の成分と水道水のミネラルが反応したものや、入浴剤の成分。
・特徴: 配管のベタつきを加速させ、皮脂汚れを固着させる原因になります。
4. チョウバエの幼虫や黒いカス
・正体: 汚れが限界まで溜まると、配管から剥がれ落ちた黒い破片
(カビやバイオフィルムの塊)が浮いてくるようになります。
・リスク: ここまで来ると、菌の繁殖もピークに達しているサインです。
施設様では・・・
「浴槽の表面を消毒しても、配管の中に バイオフィルム(細菌のバリア)が残っている限り、そこから常に菌が供給され続けてしまいます。このバリアを破壊できるのは、我々風呂釜洗浄技士による特殊洗浄だけです。」
風呂釜の雑菌とは?

入浴中に「最近、お湯が少し臭いような…」「引っ越し先のお風呂はヌメリが発生しやすいかも…」「何か浮いている…」などのお悩みがあります。
ご存じのようにヌメリは雑菌の温床で悪臭の原因になります。放置するとレジオネラ属菌による感染症が発生する場合があります。
2023年、日本の各地でレジオネラ属菌が「通常の3,700倍」「通常の2,300倍」という大規模な報道があったことをご存知でしょうか。
なぜこの菌が注目されるかというと死者が出るほど危険な菌だからです。

風呂釜洗浄の本来の目的は「この危険なレジオネラ属菌が寄生する生物膜を除去するため」に生まれました。
配管や給湯器(温泉ではろ過機)を傷付けず、化学の力を使って洗浄します。
ブラッシングや高圧洗浄などは生物膜を増やす原因になるので入浴用の配管設備ではNGです。相手は菌なので菌が巣を作る行為はできません。
